Memory Devices

これまで量産カメラのデザインに携わってきた松浦泰明は、昨年より「新記憶」をテーマに現代美術の領域で活動しています。自動化や仮想化が進む現代社会において、日本の伝統工業であるカメラをモチーフに、記録の意味や記憶の価値を作品を通して表現します。本展では、遠くを見ようとすると像がぼやけるように、記憶もまた時間の彼方で輪郭を失っていく—— その類似から「距離を見つめる」作品群を展示いたします。

Yasuaki Matsuura

Yasuaki Matsuura

1990年生まれ。徳島県出身。2013年 金沢美術工芸大学 製品デザイン専攻 卒業。キヤノン株式会社にてカメラのデザインに従事した後、2021年よりYASUAKI MATSUURA 主宰。これまでカメラ、スマートフォン、オーディオ、生活家電などのアドバンスデザインを企業に向けて実施し、デザインアイデンティティの創出を行いました。2024年から現代美術の領域でも活動を始め、新しいクリエイティブに挑戦しています。

EXHIBITION / AWARD
  • 2024 ASIA DESIGN PRIZE, winner, South Korea
  • 2023 DIA Design Intelligence Award, HONORABLE MENTION, China
  • 2023 Good Design Award, Japan
  • 2023 Red Dot Design Award, Germany
  • 2020 JIDA Museum Selection, GOLD SELECTION, Japan
  • 2020 IDEA, Finalist, USA
  • 2020 iF Design Award, Germany
  • 2019 DFA Design for Asia Awards, SILVER AWARD, Hong Kong
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