Reflective_
今回のコレクションはステンドグラス工房「AZ CREW」との協業から生まれた、2つの異なるアプローチでガラスの可能性を探求したウォールアートミラーです。
ひとつは、もう製造されていない昭和型板ガラスに、ドイツの手拭きガラスを組み合わせ、ステンドグラス作家が一点ずつ丁寧にハンドメイドで仕上げています。もうひとつは、ガラス端材を溶かし再成形したオリジナルの再生ガラスです。温度を繊細にコントロールし、重なり合う凹凸やゆらぎが生まれる独特の質感を持ちます。
どちらの作品も、記憶を宿す素材を未来へと継なぐarveの思想を体現しています。
arve
arveは、百貨店松屋銀座が主催するプログラム「Future Leaders Academy in Ginza(FLAG)」を通じて異なる経歴をもつ3人によって立ち上げたブランドです。今回のDESIGNTIDE TOKYOがarveブランドのリリース展示になります。arveは、デンマーク語で「受け継ぐ」を意味します。記憶や感性が時間を経て静かに伝わるように、素材に宿る記憶を未来へとつなぐデザインを探求しています。
島田成一郎/百貨店MD、ジュエリーブランドeneyディレクター、arveクリエイティブディレクター。
三丸拓也/MITSUMARU DESIGN. プロダクト・家具デザイナー。日用品から医療機器、特注家具デザインまで幅広い経験を持ち、arveのデザインを担当。
勝山海輝/総合商社にて複数企業の経営支援に従事し、arveではプロジェクトマネジメントを担当。